日進市議会 2022-06-14
06月14日-04号
○議長(
青山耕三) 答弁者、
健康福祉部長。
◎
川本健康福祉部長 市がリースしている高齢者の
移動支援用車両については、現在先行している地区により、主要な時間が利用されている状況でありますので、現在、
企業版ふるさと納税の活用など財源確保を含め、増車を検討しているところでございます。 引き続き、
住民主体の
移動支援の取組など、地域支え合いによる支援の拡充に努めてまいりたいと考えております。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) これまで担当課の頑張りで、今後、住民の支え合いによる
移動支援は8カ所になろうとしています。しかしながら、車両が1台では、買物や病院利用に対応できません。
企業版ふるさと納税は一歩前進ですが、既に住民が動いている、また、動こうとしていることには間に合いません。増車は喫緊の課題です。
モデル事業で準備は整えたが肝腎の車両がないのは、本気でやる気があるのかないのか。つなぎの間、他の市の事例にもあるように、
レンタカーや
公用車使用なども検討すべきですが、いかがでしょうか。また、本市の高齢者の移動には、くるりんばすと支え合い
移動支援の二本立てが必要です。この点についていかがでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
健康福祉部長。
◎
川本健康福祉部長 レンタカー等を借り上げて、その使用料を市が負担するとしましても、予算が伴うものであります。また、公用車の使用については、特定の曜日、時間帯において継続的に使用することについては、市の公務に支障が生ずるおそれがあることから難しいと思われます。 しかしながら、本市では県の
モデル事業に手を挙げ、積極的に進めている事業であり、
高齢者移動支援推進事業を進めていきたいという思いは同じであります。現在、
レンタカー、
民間事業者の車両の活用等、様々な方法を含め、車両を確保できる方法がないか検討しているところでございます。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) ぜひ積極的に車両の確保に努めていただきたいと思います。 では、次に、2項目めです。高齢者など
弱者支援の見守り
キーホルダーの作成についてです。 外出中に急に具合が悪くなり救急搬送されたとき、また、徘回により自宅に帰れず保護されたとき、また、認知症など自分のお名前や住所を言えず保護されたときなど、身元や
健康状態が分かる情報、名前、住所、連絡先、
かかりつけ医などが入った高齢者見守り
キーホルダーを製作、配布してはいかがでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
健康福祉部長。
◎
川本健康福祉部長 本市では、障害のある方や認知症の方など援助や配慮を必要としている方が困っているときに、周囲の方に理解や支援を求める際に名前や住所、連絡先などを提示できるものとして市独自の
ヘルプカードを作成しており、
ヘルプマークと併せて配布しております。 また、認知症やさしい手ネットにっしんの事前登録に来られた方に対しては、名前や住所を書いて携帯できるやさしい
手キーホルダーや、靴や持ち物に貼付けすることができる高齢者見守りシールをお渡しております。 他市町村では、御質問にありました
高齢者等見守り
キーホルダーのほかに
QRコードを活用した事例もございますので、それらの運用に係る
実施方法や経費などについて調査し、状況に応じ、効果的な方法等について検討してまいりたいと考えております。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) 事例で私が市の方に紹介したのは、既に10年ほどの実績のある東京都大田区のものです。区役所や社協が休みのとき、あるいは夜間は特養に委託をして、年中24時間体制で高齢者の安心・安全を見守ることができるものです。現在、本市で使用しているものは、夜間・休日対応はどのようになさっているのでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
健康福祉部長。
◎
川本健康福祉部長 日進市内において、休日や夜間の時間帯において高齢者の方に何らかの異変があり、消防や警察から市役所に連絡があった場合には、宿日直において状況を聞き取り、宿日直から
地域福祉課の職員に連絡する体制を取っております。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) では、さきの答弁で、日進にも似たような
ヘルプカード等、
シール等で、こういった情報を皆さんが貼って持っていることができるというような御答弁がありましたけれども、このことを知っている一般の高齢者はほとんどおられませんでした。つまり、認知症の
集まり等ではお配りになっているかもしれませんけれども、一般のこれから状況が悪くなりそうで心配な高齢者の方はほとんどこの情報を御存じありませんでした。つまり配っただけでほとんど機能していないのではないか、また、PRの強化はどのようにされるのでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
健康福祉部長。
◎
川本健康福祉部長 ヘルプマークややさしい
手キーホルダーなどは、氏名や住所等を記入していただき携帯してもらうことで、見守りを行うものでございます。消防や警察などに連絡が入ることにより、一定の効果はあると考えております。 PRにつきましては、窓口に相談に来られた際や、広報にっしんへの掲載、教室や出前講座などの機会を捉え、
ヘルプマークややさしい
手キーホルダー等の周知に努めてまいります。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) 高齢者の方にお聞きしますと、一々、ちょっとお出かけ、散歩に行ったりするときに携帯やスマホを持って出るのはおっくうなので、もっと軽くて手軽に身につけられるものが欲しいという御提案がありました。 こうした大田区の見守り
キーホルダーは、これは日進の情報共有のよりさらにレベルを上げたものですが、具体的に、では、今、日進が使用のものをレベルアップしていくお考えはいかがでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
健康福祉部長。
◎
川本健康福祉部長 他市町の事例では、
QRコードや登録した番号を活用するなど様々な取組がされており、新たな取組も生み出されていることから、本市においても、他市町村の事例を調査・研究し、より効果的な方法等を検討してまいります。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) ぜひ、これから高齢者が一層増える日進のまちです。こういったことをさらに進めていただきたいと思います。 次に、3項目めの
小中学校体育館の
空調設置についてです。 1点目、今回、小学校9校の
特別教室に
空調設備設置の工事が議案で上がっています。防災時の地域の避難所になる
小中学校の体育館の
空調設備設置の予定計画はどのようでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部長。
◎
加藤学習教育部長 令和3年度から4年度にかけて、
小中学校の
特別教室などの
空調設備の設置に係る設計を行い、令和4年度中に小学校に設置をしていきます。その後、中学校に順次設置していく予定でおります。 体育館への設置につきましては、中学校の
特別教室への設置後に検討していくことになりますが、良好な
教育環境整備の観点だけでなく、
避難所機能の強化という観点も加えて検討する必要があると考えております。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) 今回もコロナの交付金で、これまで
スポーツセンター、あるいは
上納池スポーツセンターのアリーナなどに
空調設備が設置されました。この申請時点で
避難所機能を重要とお考えならば、
小中学校の体育館の
補助金申請をしなかったのはなぜでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部長。
◎
加藤学習教育部長 上納池スポーツセンターのアリーナに空調を設置した際には、まだ
小中学校の
特別教室に空調を設置する計画がない状況でした。まずは、
特別教室への
空調設置を優先するべきだと考えており、体育館への
空調設置の計画策定に至っていなかったためでございます。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) では、命に関わる防災の避難所、あるいは
教育部門では
熱中症対策として、体育館の空調は今、真っ先にやるべきと考えます。そして、関連する予算を考えるのは当然ですが、近隣では大府市が4中学、9小学校全てに、今年度で
設置済みとなっています。また、1校五、六千万円の予算のうち、経産省の補助は50%出ます。これを毎年、大府市では何年間にわたり取得されたとのことです。 この
補助金取得を参考に、みよし市が今年度、中学校に設置、あと2年かけて小学校全てに設置を予定されています。また、東郷町など他市町も、現在、設計や検討に今年度入っておられます。
近隣市町の状況や国の
補助制度の活用などについて、どのように調査、検討されているのか、お尋ねします。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部長。
◎
加藤学習教育部長 近隣市町の状況の調査までは行っておりませんが、常に
近隣市町を含めた他市の状況は注視しております。また、今後、
小中学校の体育館に
空調設備を設置していくことになれば、当然、国などの
補助制度を活用していくものと考えております。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) 先ほど申し上げた補助金は、経産省の資源エネルギー庁の、非常にタイトルは長いんですが、災害時に備えた
社会的重要インフラへの自衛的な燃料備蓄の
推進事業費補助金というものです。 これについては、大府市やみよし市などが既に使っている50%の補助です。こうしたものをもっと調査し、一刻も早く設置を実現すべきではないのか。また、避難所に
空調設置はスタンダードです。区長会でもこの設置の要望が出ていました。
取り組み姿勢を再度お聞きします。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部長。
◎
加藤学習教育部長 様々な状況を勘案しながら、
施設整備を行ってまいりますので、先ほども答弁しましたとおり、まずは、
小中学校の
特別教室などへの
空調設置を行い、体育館への設置につきましてはその後に検討していくものと考えております。また、その検討を行う中で、
補助金等の活用についても調査していくものと考えております。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) ぜひ日常の業務を行いながらも、こういったことにもっとアンテナを張っていただきたいと思います。 では、次に3点目ですが、一朝一夕に空調の整備が行き届かないことから、夏期及び厳冬期の避難所の場合、空調完備の
普通教室あるいは
特別教室等は緊急使用を考える必要があると考えますが、いかがでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部長。
◎
加藤学習教育部長 災害時には、施設や通電の
被害状況等を調査した上で使用可能な状況が確認でき、必要であれば、空調が設置されている教室などを緊急的に使用することはあり得るものと考えております。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) 御答弁では、多分平常時には緊急的に使用することはあり得ると考えるというふうに当然お答えになると思いますけれども、全国的に発災後の避難所の状況を報道などで見ますと、
高齢者等が蒸し風呂のような体育館で体調を崩される中、
普通教室はエアコンを設置されているものの、閉じられたままです。授業の再開の支障になるとの理由ですが、まずは地域の皆さんの命を守ること、地域の高齢者の方が二次災害で亡くなられるのを防ぐためにも、酷暑のときなど緊急時は、
最高司令塔の市長判断で
普通教室をあるいは
特別教室を開け空調を使用する、こういったことをぜひお約束いただきたいと思いますが、市長はこの点についていかがお考えでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部長。
◎
加藤学習教育部長 繰り返しとなりますが、災害時には、施設や通電の被害状況などを調査した上で使用可能な状況が確認でき、必要があれば、空調が設置されている教室などを緊急的に使用することはあり得るものと考えております。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) 担当課としてはそのように当然お答えになると思いますが、やはり非常時の場合、最高司令の市長からの指令がないと、それはなかなか、現場はごった返しておりますからできないと思います。 では、市長はこの点についてどのように御判断されますでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、市長。
◎近藤市長 御質問いただきありがとうございます。 今、部長は緊急的に使用ということでお答えをさせていただきましたが、市民の皆さんがどういうふうにお感じになられるかということは、すごく大切にしたいなと思います。 緊急時に御自身の家では危ないということ、あるいは一部損壊だとか、もうちょっと住むことができないような状況になるというようなときに、まずは避難所にお越しいただくんですが、最近は日本各地で様々な避難の光景というのを私たちもメディアで見ますが、体育館に大勢の人が集まるということが本当にいいのかどうなのか。私自身は、できるだけ小さな単位で避難をいただくと。だから、今回、議員の御質問にあったように、
普通教室だとか
特別教室にできるだけ入っていただくのがいいのかなと。当然、最近の感染症から、我々、いろいろと学んだこともありますし。 ですから、緊急と言いましたけど、部長は、それを基本として皆さんには避難をいただいて、学校のことはその後、またどうやっていくかということを考えると。これは避難がどのぐらい長きにわたるかということにもよってきますが、基本的には、私はそのような考えを持っていますので。 もちろん、中には、ほかの人が大勢、いっぱいいた方が安心するから、体育館みたいな広いところがいいと考える方もいるかも分かりませんが、基本的には、今議員が言われたように、大勢の中で蒸し風呂のような、そういう劣悪なとまでは言わないかも分かりませんが、そういう環境に市民の皆さんを置きたくないなという思いはございますので。 できるだけ、今後、そういった計画というのか、まず第一次的にはどのように皆さんを御誘導するかというようなことを各学校でもこれからいろいろと、まずはこの部屋を使えるようにしよう、まずはこの部屋に誘導しようとかということをやっぱり考えていかなきゃいけないなと思いますので、また今後も様々御提案いただければと思っています。 ですから、
空調設置ありきという考えはございませんで、体育館に。それについては今部長が答えましたように、今後、我々の研究の課題かなとは思っております。よろしくお願いいたします。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) ありがとうございました。つまり、災害時、
最高司令塔になります市長は、そのような状況の中でもきちんと判断をされて、
普通教室あるいは
特別教室など、
エアコン等がついているところを開放していくというお考えだということを確認いたしました。ありがとうございます。 つまり、
小中学校は、
子どもたちの教育だけのものではありません。これは地域の、また、あるいは市民全体の公共施設となります。それが有効活用されるように、私は常に気をつけていかなきゃいけないと思っておりますが。 つまり、体育館がいまだにそのように言われるのは、物資の配給が
小中学校の体育館に配給をするというふうに、うちの防災の計画でも出ています。つまり、避難所がたくさんになると、そういった物資も届かないので、
小中学校の体育館にそういった救援物資が来る、それを皆さんで分けるという、そういったこともありますので、まだまだ体育館というのは、非常に防災の拠点となっています。 そのようなことを踏まえながら、日頃お世話になっている地域の皆さんが逃げ込んできたときには、少しでもいい環境で防災の避難の状況を乗り越えられるように、市も努力していただきたいと思います。 では、次に4項目めです。学区編成による
梨の木小学校区の新たな
放課後児童対策についてです。 次年度、西小学校区から
香久山小学校区に編成される場合も同様ですが、令和6年4月から
南小学校区の一部が
梨の木小学校区に変更になります。これに伴い
放課後児童対策の受皿も改編が必要になります。平成29年、梨の木の
学区見直し編成時も、
放課後児童クラブが不足し、直前まで対応に追われました。今回、どのように対応していくお考えかお聞きします。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 令和6年度から
南小学校区の一部地区につきまして、
梨の木小学校区への
学区見直しの方針が昨年度末に決定となりましたが、この見直しに伴います
放課後児童対策の対応につきましては、受入校となります
梨の木小学校をはじめ、
教育委員会や現行の
放課後児童施設の事業者と連携を取りながら、
放課後児童対策への影響や課題点を洗い出し、必要に応じた対応の検討を行ってまいります。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) では、受皿整備には関係者との協議が必要です。協議がどのようにされているのか、今後どのように取組を進めるのか、お聞きします。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 現在、
教育委員会と連携をしながら、受入れ後の
梨の木小学校区におけます放課後子ども総合プランの利用見込み児童数につきまして、今年度の放課後子ども総合プランの利用状況や、
教育委員会作成の市内学区児童生徒推計資料などを基に推計を行っているところでございます。また、現行の事業者につきましても、放課後子ども総合プラン運営協議会の場などを通じまして、学区の見直しについての情報提供を行っているところでございます。 今後の取組でございますが、推計した利用見込み児童数が、現行の
放課後児童施設では定員を超えることが想定される場合においては、学校内の空きスペースの活用など、必要となる施設の確保につきまして、
教育委員会と協議を進めてまいりますとともに、現行の事業者にも情報共有を図りながら、
学区見直し後の
放課後児童施設を利用する児童の受入先を確保してまいります。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) 梨の木の問題は、教室人数把握が難しい支援級の教室などの想定です。教室、フリースペースそのものが足りないのではないかと心配されています。どのようでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 学区変更に伴いまして、教室、スペースそのものが不足するのではないかとの御指摘でございますが、日進市学区検討部会からの
南小学校区・日進中学校区
学区見直し調査結果報告書の中では、学区変更後の
梨の木小学校の教室数につきましては余裕教室数が示されておりますことから、現時点では学区変更による教室の不足ということはないと考えております。 なお、支援級を利用される児童数につきましては、
教育委員会において就学に向けての相談を行っておりますことから、
教育委員会と連携を図りながら、利用人数の把握にも努めてまいります。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) ぜひ早めの準備をお願いしまして、これで終わります。
○議長(
青山耕三) これにて
白井えり子議員の質問を終わります。 次に、
舟橋よしえ議員の発言を許します。 〔2番
舟橋よしえ登壇〕
◆2番(
舟橋よしえ) 私も4項目について
一般質問を行います。 スマートインターチェンジ整備事業、道の駅整備事業、香久山の小川に架かる橋梁設置事業の3事業は、いずれも計画が明らかになってから、多くの市民から説明不足を指摘する声や疑問の声が上がっています。市民主体の自治を進める本市において、なぜこのようなことが続くのか、市の見解を伺います。
○議長(
青山耕三) ただいまの
舟橋よしえ議員の質問に対する答弁者、
産業政策部長。
◎長原
産業政策部長 スマートインターチェンジ整備事業及び道の駅整備事業につきましては、これまでに説明会やパブリックコメントなどを行い、基本計画案をお示しするなど、各計画の説明を実施してきております。その手続の中で計画に対する賛否を含めた御意見を伺っておりまして、疑問の声に対しても市の考え方をお知らせするなど、必要な対応を実施させていただいております。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
都市整備部長。
◎蟹江
都市整備部長 次に、御質問の橋梁建設事業につきましては、説明会や意見交換会など、市民の皆様の意見をお聴きするための機会を設けさせて進めさせていただいております。その中で様々な御意見をいただいておりますが、その都度、必要に応じて、事業等に関して御説明をさせていただいているところでございます。 今後も、より丁寧な説明を心がけてまいりたいと考えております。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) スマートインターチェンジ整備事業は計画の一部見直しがされ、道の駅整備事業は県主催の公聴会が開かれることになりました。この2つの事態は、そもそもの基本構想、基本計画を策定する際に市民の合意が得られるかという点で、見込みが非常に甘かったということではないですか。 また、小川に架かる橋梁については、平成12年の段階で、橋が架けられることに伴う問題点を地域住民が指摘しています。香久山西部土地区画整理事業において、どこにどう道路を造り、橋は架けるのか架けないのか、事業計画をつくるときになぜ話合いを持てなかったのかという声は根強いです。お答えください。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
産業政策部長。
◎長原
産業政策部長 スマートインターチェンジ整備事業につきましては、当初の計画策定に至る段階で、地元説明などの調整を行いながら計画の作成を行ってまいりました。とりわけ、一部周辺地域の住環境への影響などの面においてよりよく改善するため、地元の各地権者様らに御意見いただきながらさらに調整を重ねまして、スマートインターチェンジ周辺地域の住環境の保全などがより図られるよう計画の一部見直しを行ったものです。 道の駅整備事業の公聴会につきましては、土地所有者の皆様の御負担を軽減するために行っている事業認定において、法律上の手続として行われるものです。これまでに市民参加及び市民自治活動条例に基づき、附属機関やパブリックコメントといった市民参加の手続を経て、また、市民の代表である市議会における御承認をいただきながら進めてきたものでございます。 また、地元地域や土地所有者の皆様にも事業内容を繰り返し御説明させていただき、様々な御意見や御要望を伺いながら調整を行い、多くの方の御理解と御協力をいただき、事業を進めさせていただいております。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
都市整備部長。
◎蟹江
都市整備部長 次に、土地区画整理事業につきましては、利害関係者から御意見をいただく機会として、組合設立認可前に事業計画案の縦覧を行っておりますが、事業計画は関係機関の事前協議や地権者の85%以上の同意があって初めて成立するものとなります。そのため、区画整理組合認可後に説明会や意見交換会になることは平成12年度にいただいている質問に対しても回答しており、事業計画作成段階での話合いは難しかったのではないかと考えております。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) スマートインターチェンジ整備事業において、周辺地域の住環境の保全等がより図られるよう、計画の一部見直しをされたこと自体は評価できると捉えております。私が問題としているのは、当初の計画策定に至る段階でこれがなぜできなかったのか、地元説明等の調整が不十分だったのではないかという点です。 そして、道の駅の公聴会は、土地収用法に基づくものであることは承知をしておりますが、日進市の事業認定申請書を縦覧した方から市民の意見を聴く場を設けてほしい旨の意見書が提出されたことに伴い開催されると聞いております。 これを踏まえ、両事業について改めて答弁を求めます。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
産業政策部長。
◎長原
産業政策部長 繰り返しとなりますが、スマートインターチェンジ整備事業につきましては、計画策定に至る段階で、地元説明などの調整を行いながら、基本計画の作成を行ってまいりました。その上で、地元の各地権者様らより御意見をいただき、住環境等への配慮という点でよりよい計画となるよう、今回、計画の一部見直しを行っているところでございます。 また、道の駅整備事業に係る今回の公聴会につきましては、法律の制度上、事業の必要性などに反対する内容の意見が提出された場合、意見の多寡にかかわらず開催されるものであると認識しております。 現時点においても事業に反対をされている方が一部おみえになることは承知しておりますが、これまでにも繰り返し御説明申し上げているとおり、事業認定手続については、土地所有者の皆様の御負担を軽減するために行うものでございますので、御理解をいただきますようお願いいたします。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) スマートインターチェンジ整備事業に関しては、当初に住環境等への配慮が足りなかったと、そういうことだと私は受け取りました。 それから、区画整理事業計画の縦覧と言われましたが、縦覧に付された計画に地区外事業である橋梁のことは出てきません。小川に架かる橋梁の意見交換会が令和2年10月から開かれていますが、なぜもっと早くに実施できなかったのか、工事が始まる前に開いてほしかったという意見をお聞きしています。これについて市の見解をお聞かせください。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
都市整備部長。
◎蟹江
都市整備部長 意見交換会の実施時期につきましては、測量や設計、そして工事のスケジュールから、令和2年度とさせていただいたものでございます。 ただし、様々な御意見をいただく中で、御質問と同趣旨の御意見もいただいておりますので、今後につきましては、説明会や意見交換会等、実施時期等を慎重に検討してまいりたいと考えております。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 3つの事業で市民の反発から立て続けに生じているこの現状を真摯に受け止め、今後はもっと早い時期での真の市民参画をお願いいたします。 次の質問に移ります。 香久山西部土地区画整理事業地内の12メートル道路と株山環状線が橋梁でつながることにより、幹線道路化することを心配する地域住民はとても多いです。交通量調査結果からその心配がさらに高まっています。 市は橋梁でつなごうとしている2つの道路を補助幹線道路と位置づけておられますが、それはどういう道路であって、どの程度の交通量を想定しているかお答えください。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
都市整備部長。
◎蟹江
都市整備部長 補助幹線道路とは、幹線道路で囲まれた区域内において、当該区域の発生または集中する交通を集約し、適正に処理する道路とされております。 香久山西部土地区画整理事業地内の12メートル道路及び株山環状線は、それぞれの区域内に住む皆様が幹線道路である株山中央通線や白山黒石線に出るための道路として位置づけております。 なお、計画交通量は、日500台以上、日4,000台未満としております。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 非常に幅のある計画交通量ですが、どうしてですか。もう少し絞り込んだ計画交通量を示せませんか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
都市整備部長。
◎蟹江
都市整備部長 計画交通量は道路構造令により定められているものでございますので、これを絞り込むことはできません。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 3月議会の私の質問に対して、橋梁を通過する車両の推計交通量は、平日で約1,000台、休日で約1,600台とお答えになりましたが、これは通過交通を考慮していない台数と認識しております。昨日の坂林議員の質問から、通過交通も考慮した将来推計交通量を近いうちに示していただけるということでしたが、次回、7月6日の意見交換会では示していただけますか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
都市整備部長。
◎蟹江
都市整備部長 今後、分析を実施していくため、極力早くお示しできるように努力してまいりたいと考えております。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 最大限の努力をお願いいたします。 香久山西部土地区画整理事業地内の12メートル道路及び株山環状線は、それぞれの区域内に住む住民が幹線道路へ出るための道路であることは先ほど明言をいただきました。また、先月の意見交換会でも近藤市長自らが、この道路を通過交通させないようにしたいと述べられました。これは地域住民にとってとても心強い言葉ですが、どうすればそれができるのか、ここが一番のポイントです。現時点で考え得る対策をどこまで考えておられるのでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
都市整備部長。
◎蟹江
都市整備部長 現時点におきましては交通対策として、例えば一方通行など公安委員会による交通規制や、ハンプなどの道路管理者による物理的デバイスの設置、また、その複合による対策が考えられます。 交通対策を実施するに当たっては、香久山地区の皆様、香久山西部土地区画整理組合及び日生梅森園の皆様の御理解が不可欠でございます。そのため、香久山西部地内における対策の検討とともに、まずは6月4日に香久山区を通じて、香久山区役員に交通対策について話をさせていただきました。 今後、日生梅森園地区を含め、地域全体での交通対策を進めるに当たりましては、各地域の皆様と意見交換をしながら、交通対策を検討してまいりたいと考えております。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) では、道路交通調査による課題に対する交通対策の検討を進めるということでしたが、具体的な対策案の検討はどうなっているのかお答えください。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
都市整備部長。
◎蟹江
都市整備部長 香久山地区、香久山西部土地区画整理事業地区及び日生梅森園の生活道路に通過車両が入り込む状況が問題であると考えております。そのため、様々な交通対策について地域の皆様とお話をしながら、検討していきたいと考えております。 具体的な対策案でございますが、幹線道路の目的である地域間の交通を円滑に処理できるよう、長期的対策として野方三ツ池公園線の早期整備を進めてまいります。また、短期的な対策として、香久山北交差点及び香久山南交差点における信号サイクルの見直しや道路改良等を実施することにより、幹線道路や補助幹線道路などそれぞれの道路の役割を適切に果たせるように取り組んでまいたいと考えております。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 野方三ツ池公園線の早期整備を繰り返し述べられますが、金曜日の宮田議員の質問に対する答弁で、第1工区で早くて7年、10年はかかるだろうということでした。その第1工区は天白川を渡ったところまでであり、計画上は日進中央線に接続することになっていますが、県道日進中央線はいつ整備されるのか全く明らかになっていません。幹線道路に接続できないのに野方三ツ池公園線の早期整備をすれば地域間交通の円滑処理ができるかのように言われるのは誤解を生じると考えますが、いかがですか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
都市整備部長。
◎蟹江
都市整備部長 議員がおっしゃるとおり、県道日進中央線の整備時期は未定となっております。そのため、現在の計画では、野方三ツ池公園線の第1工区を市道野方米野木線へ接続することにより、地域間交通の円滑な処理ができるものと考えております。 ただし、先日、宮田議員からの要望にもありましたように、車両が集落内に入り込むような状況があってはならないと考えておりまして、国道153号線から円滑に幹線道路を通過できるよう、野方三ツ池公園線の整備を進めてまいりたいと考えております。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 部長が言われるように、市道野方米野木線、市役所に続く道ですよね、への接続が現実的なところとは思いますが、この道路は国道153号線には出られません。国道153号線から円滑に幹線道路を通過できるように整備すると言われるなら、第1工区は市道浅田野方線までとするよう強く要望します。 そして、交通量調査から分かったのは、現在でも計画量を上回る車両が香久山地区に集中しているということであり、それに伴い交通渋滞が頻繁に発生しています。渋滞は補助幹線道路への進入につながりがちです。だからこそ野方三ツ池公園線の整備進捗は重要であり、交通対策を考える上で、この進捗に合わせた段階的な規制、すなわち、野方三ツ池公園線が少なくとも市道の浅田野方線のところまで整備されるまでは強い規制を行い、整備後には状況を見ながら規制を緩和していくということもあり得るのではないかと考えますが、この点についてはどのようにお考えでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
都市整備部長。
◎蟹江
都市整備部長 先ほども御答弁しましたとおり、短期的対策として、香久山南交差点における信号サイクルの見直しや道路改良等の具体的な対策の検討に取り組んでまいります。 また、議員がおっしゃるとおり、段階的な規制を求める御意見もございましたが、野方三ツ池公園線の整備を進めるとともに、幹線道路や補助幹線道路などそれぞれの道路の本来の役割を適切に果たせるような交通対策を検討、実施してまいりたいと考えております。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 次の質問に移ります。 3項目めは、公共図書館と学校図書館のシステム連携事業についてお聞きします。 本事業は急に決まった事業であると認識をしておりますが、本市の第2次教育振興基本計画、第2次日進市子ども読書活動推進計画とデジタル田園都市国家構想の理念がどのように結びつくと考えて、デジ田交付金を活用した本事業を展開することを決めたのか、お答えください。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部長。
◎
加藤学習教育部長 第2次日進市教育振興基本計画は
教育委員会内の各種計画の最上位計画であり、その下位計画である第2次日進市子ども読書活動推進計画においても、学校図書館と市立図書館との連携について触れています。ただ、その連携については、今回のデジタル田園都市国家構想のような大規模なものではなく、現場の担当者の連携や、その後の互いのシステム統合を目指していました。 しかし、今回、デジタル田園都市国家構想を活用することにより、理念である「デジタルを活用した地域の課題解決や魅力向上」が従来より学校図書館や市立図書館で課題として挙げられていた、学校図書館の蔵書管理がネットワーク化されていないことや、学校司書間、学校間及び学校図書館と市立図書館との連携不足といった課題を解決できるのではないかと考えたからです。 具体的には、GIGAスクール構想により実現した1人1台のタブレットを最大限に活用すること及び学校図書館と市立図書館とを結ぶネットワークを既存の図書館システムを用いて構築することで、教員の負担軽減や市立図書館の専門的な知識やスキルを生かすことができ、また、市立図書館はシステム連携により子どもが本に触れる機会が増え、結果として子どもの読書活動の推進につながると考えたからです。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 児童・生徒にとって何がどう変わるのか、今お答えいただいた内容をもう少し子どもの視点で分かりやすくお答えいただけませんか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部長。
◎
加藤学習教育部長 具体的には、
子どもたちがタブレットを使い、学校の教室から学校図書館や市立図書館の蔵書を検索して、読みたい本の登録や実際の本の予約を行うことができるようになることで、読書意欲の向上並びに図書資料の利用促進が図られます。 また、学校図書館に設置される自動貸出機などの便利なツールを使い、楽しみながら自分で貸出処理ができるようになることで、市立図書館や学校図書館へ足を運ぶきっかけになるものと考えます。 このように、
子どもたちが自らICTを活用して学習できるデジタル環境を整えることが、
子どもたちの未来を変える良質な教育環境の構築につながるものと考えます。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 先ほど、1人1台のタブレット端末を最大限に活用すると言われましたが、電子書籍については積極的に活用するお考えなのでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部長。
◎
加藤学習教育部長 1人1台タブレット端末にて電子書籍を閲覧できるようにし、紙の書籍とともに電子書籍も授業に活用するなど、児童・生徒の多様な学習機会や読書機会を増やしてまいります。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 電子書籍と紙の書籍のそれぞれをどのように位置づけていくのか。あるいは、何らかの差別化を行うのか。これは第2次日進市子ども読書活動推進計画では何も触れられていません。明文化された指針となるものが必要と考えますが、いかがお考えでしょうか。指針がない中で、今年度は何に基づいてどのような電子書籍をどれぐらい購入されるお考えなのかお聞かせください。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部長。
◎
加藤学習教育部長 今回、デジタル田園都市国家構想推進交付金を活用して学校でのデジタル環境を整えることは、
子どもたちにより本に触れてもらい、読書に関する興味を持ってもらうための手段と考えています。 一方、第2次日進市子ども読書活動推進計画では、「すべての子どもが自主的に読書活動を行うことができるよう、社会全体で取り組む」としており、家庭、地域、学校など地域の大人たちでどう取り組んでいくかを主眼に置いているため、電子書籍と紙の書籍の位置づけや指針等は設けておりません。 また、今回のデジタル田園都市国家構想推進交付金を活用し、学校図書館においては250冊程度の電子書籍の購入を予定しています。市立図書館では愛知県図書館が導入している電子図書の利用を推奨し、市立図書館のコンセプトは滞在型図書館であり、紙の書籍を大切に考えていることから、現時点での市立図書館における電子書籍購入は考えておりません。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 学校図書館で購入をされるのなら、私は指針は必要だと考えます。 それで、学校現場の司書教諭、学校補助教員の業務負担の軽減が図られるとのことですが、逆に業務が増えるのではないかと危惧する声も聞いております。実際のところはどうなのでしょうか。本当に軽減されるのでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部長。
◎
加藤学習教育部長 学校図書館とのシステム連携による機器等の日常管理などは各学校から市立図書館に集中することができ、また、ICタグ等のデジタル機器の導入で複数の本の貸出業務等を一度に処理することが可能になるため、学校現場での作業を軽減するものと考えます。 そのほか、学校現場の司書教諭、学校補助職員が電子会議システム導入によりスムーズに学校同士や市立図書館と連絡、相談ができるようになり、個々で対応していた事務負担を軽減することができるものと考えます。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 学校図書館の本にもICタグがついて、蔵書管理が確実できるようになるということですが、市内の
小中学校の図書館の全ての本にタグをつけることは、司書教諭、学校補助教員がやるのではなく、外部に委託をされるのでしょうか。また、学級文庫の本についてもICタグはつけられると考えてよろしいでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部長。
◎
加藤学習教育部長 ICタグ貼付の業務は外部委託します。また、学校図書館の所蔵する学級文庫の本であれば、ICタグ貼付図書となります。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 新規購入する本も当然ICタグをつけて納入されると考えますが、各学校の図書購入費はICタグ貼付分を加えて確保されるべきであり、ICタグ貼付分で購入冊数を減らすことがないようお願いしたいと思いますが、この点、いかがでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部長。
◎
加藤学習教育部長 ICタグ貼付分の購入冊数を減らすことがないよう、予算だけでなく、図書館と一体的に予算執行するなど、契約面でも検討をしてまいります。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) そこのところ、ぜひよろしくお願いいたします。 次に、4番目の質問項目に移ります。 南部福祉会館と東部福祉会館以外の4つの福祉会館のカラオケ室は換気が悪いことから、多額の費用が必要となる改修でなく、廃止と判断されたことは3月議会でお聞きをしました。しかし、全ての福祉会館でのカラオケ再開を望む声は、高齢者を中心に非常に大きいです。南部福祉会館、東部福祉会館のように広い部屋でカラオケができるよう、4つの福祉会館でも取り組むべきと考えますが、検討は進んでいるのでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
健康福祉部長。
◎
川本健康福祉部長 カラオケについては、福祉会館では換気が十分な東部及び南部福祉会館の2館において、令和4年8月からの再開に向け、予約受付及び準備を進めているところでございます。その他、岩崎台・香久山、相野山、北部、西部福祉会館の4館では、現在はカラオケ事業の再開の御要望をいただいた場合、東部及び南部福祉会館での予約状況に空きがあることから、そちらへ御案内をさせていただいております。 しかしながら、身近な福祉会館でカラオケをしたいというお声もいただいておりますので、現在の新型コロナ感染症対策の制限緩和の状況も踏まえ、残りの4館においてもカラオケ室以外の広い部屋での実施を含め、カラオケ実施ができないか検討しているところでございます。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 私のところにも、南部福祉会館、東部福祉会館にどうぞと言われても、やはりそこは遠くてなかなか行けないという声は届いています。 東部と南部以外の4館でもカラオケ室以外の広い部屋でカラオケを実施することを検討中とのことですが、何かクリアしなければならない問題があるのか。あるとするなら、それは何なのか、お願いします。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
健康福祉部長。
◎
川本健康福祉部長 課題といたしましては、カラオケ室以外で候補となる多目的ホールなどは様々な目的で利用されており、予約日には利用希望が重なり、抽せんを行っている部屋もあります。ここにカラオケを希望される団体が加わることで、さらに予約が困難となる状況も予測されるため、現在、希望される団体に平等に御利用いただくため、利用時間、利用回数、周知期間や開始時期など、運用方法を検討しているところでございます。 また、新たな場所においての機器の導入等、環境整備の必要性もあり、現在、様々な検討をしているところでございます。 いずれにしましても、御利用される皆様に御理解と御協力をいただかないといけないものと考えております。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 先月末には歌謡連盟の発表会も開催をされ、改めて歌うことや歌を通しての仲間とのコミュニケーションが高齢者の皆さんには特に大切なんだと私は実感をいたしました。だからこそ、いつも利用している近くの福祉会館でカラオケをまた利用したいという声にはぜひとも応えていただきたいです。 高齢者のフレイル予防という観点からも、やはりカラオケのできる福祉会館で、どの福祉会館でもできるようにしていくというのは必要なことだと思います。市民の声に応えていただきますよう、とにかくそれをできるだけ早くできるようにしていただくよう求めて、私の
一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(
青山耕三) これにて
舟橋よしえ議員の質問を終わります。 以上で本定例会における
一般質問を終結します。 ただいまから10時40分まで休憩とします。 午前10時27分 休憩----------------------------------- 午前10時40分 再開
○議長(
青山耕三) 会議を再開します。-----------------------------------
○議長(
青山耕三) 日程第2、議案第38号から議案第44号までを一括議題とします。 これより議案質疑に入ります。 最初に、議案第38号、日進市税条例及び日進市税条例の一部を改正する条例の一部改正についての質疑を許します。 質疑の通告はありません。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第38号に対する質疑を終結します。 次に、議案第39号、日進市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正についての質疑を許します。 質疑の通告はありません。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第39号に対する質疑を終結します。 次に、議案第40号、日進市旧
市川家住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、通告順に発言を許します。 最初に、渡邊明子議員の発言を許します。
◆13番(渡邊明子) 議案第40号について議案質疑をさせていただきます。 旧
市川家住宅では、これまでの野方区の皆様が旧市川家活用協力会を結成し、様々御協力をいただいておりました。ひな祭りや七夕祭りなどの年中行事や、門松作り等々の文化の継承等を熱心にされておりました。市の委託を受けて行っていましたが、指定管理者制度が導入された後はどのようになりますでしょうか。
○議長(
青山耕三) ただいまの渡邊明子議員の質疑に対する答弁者、
学習教育部次長。
◎與語
学習教育部次長兼生涯
学習課長 年中行事などの開催につきましては、これまでどおり、旧市川家活用協力会に御協力いただき、連携して事業実施ができるようにしていきたいと考えております。
○議長(
青山耕三) 渡邊議員。
◆13番(渡邊明子) 再質問させていただきます。 これまでは生涯学習課が直接委託して事業を行っておりましたが、これからは旧
市川家住宅の管理や運営を委託された場合、委託を受けた事業者との契約となるのでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部次長。
◎與語
学習教育部次長兼生涯
学習課長 指定管理者制度導入後におきましては、旧市川家活用協力会と管理運営を行う指定管理者との契約により、事業を実施していただくこととなります。
○議長(
青山耕三) 次に、
坂林たくみ議員の発言を許します。
◆8番(
坂林たくみ) 質疑いたします。 まず、1点目です。指定管理者による管理を導入する理由は何ですか。 2点目、指定管理者による管理についての文化財保護法上の根拠条文はどれですか。 3点目です。第15条1項、2項に示されている「旧
市川家住宅の保存及び活用」、「旧
市川家住宅の施設等の維持、管理及び修繕」の具体的な内容は何ですか。
○議長(
青山耕三) ただいまの
坂林たくみ議員の質疑に対する答弁者、
学習教育部次長。
◎與語
学習教育部次長兼生涯
学習課長 学芸員資格を持つ専門的知識を有する職員を配置し、その知識を活用することにより、本市の歴史、文化をより一層発信し、市民の教養及び文化の発展に寄与しようとするものであります。 次に、管理につきましては、文化財保護法第60条において、登録有形文化財の適切な管理のため必要があるときは、文化財保存活用支援団体その他の適当な者を管理責任者に選任することができるものとされております。 次に、保存及び活用業務の内容につきましては、旧
市川家住宅及び旧
市川家住宅に保管している収蔵品や寄贈品などの適切な保存と活用、施設を活用した展示やイベントの企画運営など、維持、管理等業務の内容につきましては、施設の適切な維持管理のために必要な定期点検、清掃、除草、樹木剪定及び簡易な修繕などとなります。
○議長(
青山耕三) 坂林議員。
◆8番(
坂林たくみ) 再質問いたします。 3点あります。 1点目は、学芸員資格を持つ職員の配置は直営でできますか。できるなら、直営としない理由をお願いします。できないなら、できない理由をお願いします。 2点目です。先ほど御答弁のあった指定管理者が行うこととなる具体的内容は今直営で行われていると思いますが、直営で行うことにどんな問題がありますか。 3点目です。指定管理となると、歳出が今より増えますでしょうか、減りますでしょうか。 以上です。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部次長。
◎與語
学習教育部次長兼生涯
学習課長 学芸員資格を持つ職員の配置につきましては、専門職の採用をしていないため、配置することはできません。 次に、保存及び活用など直営で行うことにつきましては問題はございませんが、指定管理者制度を導入し、保管している収蔵品や寄贈品等の適切な保存と活用などにおいてより特性を生かした事業を行い、市民の教養・文化発展を図ろうとするものでございます。 次に、歳出につきましては、業務内容が異なるため、単純比較をすることはできません。
○議長(
青山耕三) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第40号に対する質疑を終結します。 次に、議案第41号、令和4年度日進市
一般会計補正予算(第4号)についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、通告順に発言を許します。 最初に、
舟橋よしえ議員の発言を許します。
◆2番(
舟橋よしえ) 歳出部分について質疑します。 3款1項5目の市独自のコロナ対策事業であるにっしんくらし応援給付金について、まず2点お聞きします。 市内の住民税均等割のみ課税世帯の生活実態について、何らかの把握をされた上での事業実施の判断に至ったのでしょうか。 それから、国の住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金では、令和4年1月以降に新型コロナウイルス感染症の影響で家計が急変した世帯も対象となっていますが、本市独自策においては「等」がついておらず、家計急変世帯は対象となっていないと読み取れます。これはなぜでしょうか。 次に、3款2項2目にっしん子育て世帯応援給付金についてお聞きします。 大学等に在学する学生を扶養している父母等が住民税非課税世帯または均等割のみ課税世帯の場合には、学生1人につき10万円を給付する事業ですが、今、この施策が必要と判断された理由をお聞かせください。 そして、7款1項2目のキャッシュレス決済ポイント還元事業についてお聞きします。 本事業は自治体及び市内飲食店にとって、どのようなメリットがあるとお考えでしょうか。また、市民にとってはポイント還元以外のメリットとしてはどんなことであるのでしょうか。また、キャッシュレス決済を利用していない市民に対しては、本事業を進めるに当たり丁寧な利用案内等をされるお考えはあるのでしょうか。 以上、お願いします。
○議長(
青山耕三) ただいまの
舟橋よしえ議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼
地域福祉課長 にっしんくらし応援給付金につきましては、特別に調査は行っておりませんが、住民税非課税世帯に次いで物価高騰の影響を受けると考えられる住民税均等割のみ課税世帯に対しまして支給を行うこととしたものでございます。 また、本給付金につきましては、国の臨時特別給付金の制度に倣いまして、家計急変世帯も支給対象と考えております。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 次に、大学等にまで範囲を拡充した施策の必要性、理由でございますが、長期化するコロナ禍などによりまして、食費等の物価高騰などの影響は学業に励まれます大学生などを扶養されている世帯におかれましても大きいと考えられますことから、国の地方創生臨時交付金を活用し、対象を大学生等まで広げて実施することが必要と判断をさせていただきました。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 まず、キャッシュレス決済ポイント還元事業につきましては、市内外から消費を呼び込むことによる市内飲食店への経営支援を主な目的として、ジブリパークの開園により多くの誘客が見込める11月から2カ月間の実施予定としております。 1点目の御質問ですが、本市のメリットといたしましては、キャッシュレス決済は現金を扱わない非接触型決済であるため、新型コロナ感染症対策となること、紙媒体と比較して、費用負担を抑えつつ、短時間でキャンペーンを開始できること、誘客により地域の経済波及効果を生み出すことが期待できることでございます。 次に、市内飲食店のメリットは、新規顧客の獲得や売上げアップが期待できることでございます。 また、市民の皆様にとっては、お得に食事を楽しめるだけでなく、キャッシュレス決済を利用することにより、感染リスクを減らすことができるメリットがあるものと考えています。 次に、2点目の御質問ですが、現在、キャッシュレス決済を利用されていない市民の皆様には、広報やホームページ等での周知に加え、キャッシュレス決済講座を企画することなどにより、丁寧な案内に努めてまいりたいと考えております。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 再質疑します。 初めに、にっしんくらし応援給付金ですが、住民税均等割のみ課税世帯、家計急変世帯をそれぞれ何世帯と見込んで、合わせて1,500世帯としておられるのでしょうか。そして、家計急変世帯の場合は申請が必要ですが、どのように周知を図られるお考えでしょうか。 次に、キャッシュレス決済ポイント還元事業の市内飲食店のメリットとして新規顧客の獲得を挙げられましたが、本事業がどのように新規顧客の獲得と結びつくと考えておられるのかお聞かせください。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼
地域福祉課長 にっしんくらし応援給付金の再質1点目、予算計上額につきましては、均等割のみ課税世帯として1,100件、転入世帯と家計急変世帯に余裕を見込みまして400件の、合計1,500件と算定しております。 2点目ですが、家計急変世帯の周知につきましては、広報及び市ホームページのほか、生活に困った方が訪れるくらしサポート窓口などにおける相談時におきましても周知をしてまいります。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 この事業は、市内外を問わず、指定キャッシュレス決済を既に利用されている方や、新しく利用されたい方にポイント還元の受けられる市内の対象店舗を周遊していただくということを狙いとしておりまして、新規の集客も期待できるものと考えております。 また、キャンペーン対象店舗の情報は、店頭やホームページなどで告知を予定しており、使いたい方々の店舗選びに役立てていただき、集客につなげたいと考えております。
○議長(
青山耕三) 次に、渡邊明子議員の発言を許します。
◆13番(渡邊明子) 議案質疑をさせていただきます。 歳入15款4項4目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金2億2,371万7,000円は、国のコロナ禍における原油価格・物価高騰等対策分1兆円のうちの先行して交付される0.8兆円の日進分ということでよろしいでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
総務部次長。
◎石川
総務部次長兼税務課長 議員がおっしゃるとおり、コロナ禍における原油価格・物価高騰対応分から先行交付される0.8兆円に対応した本市の交付額になります。
○議長(
青山耕三) 渡邊議員。
◆13番(渡邊明子) 事業支援に関する事業で少ない予算で効果が上がり、市民の皆様に喜んでいただけるような事業を提案した場合、追加交付される可能性はあるでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
総務部次長。
◎石川
総務部次長兼税務課長 今回の交付分に関しては、こちらの補正予算(第4号)での事業を予定しており、追加交付の予定はございませんが、国の予算としては残りが0.2兆円ございますので、今後、国から示される内容によっては可能性があると考えられます。
○議長(
青山耕三) 次に、
白井えり子議員の発言を許します。
◆3番(
白井えり子) 歳入についてお聞きします。 15款4項3目、この2節の小学校費交付金、学校施設環境改善交付金691万4,000円の財源内訳はどのようでしょうか。 同じく3節の中学校費交付金、学校施設環境改善交付金589万8,000円の財源内訳はいかがでしょうか。 それから、もう一点、歳入で、15款4項4目の総務費国庫交付金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、今まで合計8回交付金が本市にも来ています。これまでの交付金対象条件と、今回、9回目となる令和4年度4号補正では、交付の対象条件は同じでしょうか、どんな点が違うんでしょうか。そして、今回の2億2,371万7,000円の充当できる対象事業はどのようなものでしょうか。また、臨時交付金は事業に対して何%と交付基準があるのでしょうか。また、国から示された金額に本市の事業を割り振るという、そういうやり方でしょうか。 以上です。
○議長(
青山耕三) ただいまの
白井えり子議員の質疑に対する答弁者、
学習教育部次長。
◎與語
学習教育部次長兼生涯
学習課長 2節小学校費交付金の学校施設環境改善交付金の充当先につきましては、
南小学校図書室空調改修工事に188万9,000円、
香久山小学校図書室空調改修工事に141万1,000円、赤池小学校教室改修工事に361万4,000円となっております。 3節中学校費交付金の充当先につきましては、日進東中学校図書室空調改修工事に184万5,000円、日進北中学校教室改修工事に405万3,000円となっております。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
総務部次長。
◎石川
総務部次長兼税務課長 15款4項4目の臨時交付金の件ですが、交付の対象条件ですが、今回の交付は今までとは異なり、原油価格、物価高騰に直面する生活者や事業者の支援に対する事業に限って充当ができるものです。 次に、交付基準ですが、実施する事業別に交付基準があるものではなく、人口や感染状況等を基礎として算定されるもので、国から内示を受けた交付額を踏まえて、実施する事業を検討したものです。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) では、再質、お願いいたします。 まず、教室改修ですけれども、赤池小に361万4,000円、北中の教室改修に405万3,000円。以前に、この議案で上がってきたときに、教室改修は少子化のところが多く、空き教室利用のため、本市の場合のような多子化のまちがないので、こういった教室改修に補助金がつかないと答弁をされました。なぜ今回、本市にも交付金が改修についたのでしょうか。 それから、2点目の再質ですが、今までと異なり、今まではコロナ関連ならこの範囲が大変広かったんですが、今回は原油価格・物価高騰対応分のみに限定されるということか再確認です。 また、今回、原油価格・物価高騰対応ということならば、新たな相談窓口をさらに設置する、こういった自治体も増えてきています。本市の場合、今回のこの対応について、新たに相談窓口を設置されるのでしょうか。 それから、今まで8回の交付があって、この配分の残高があり、9回目に回したということはあるのでしょうか。あるとすれば、どのような状況か。 以上、お願いいたします。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部次長。
◎與語
学習教育部次長兼生涯
学習課長 学校施設環境改善交付金につきましては、対象となる事業費の下限額が2,000万円から400万円に引き下げられたため、該当となったものであります。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
総務部次長。
◎石川
総務部次長兼税務課長 臨時交付金の1点目ですが、交付の対象条件は、先ほど申し上げたとおり、原油価格・物価高騰対応分に限るものです。 2点目、新たな相談窓口の件ですが、設置予定はございません。 最後に3点目、これまでの交付の配分残高はございません。
○議長(
青山耕三) 次に、川嶋恵美議員の発言を許します。
◆14番(川嶋恵美) 議案質疑させていただきます。 歳出3款1項5目社会福祉費、臨時特別給付金給付事業費について、派遣手数料を具体的に示してください。 電算事務委託料は、にっしんくらし応援給付金とにっしん子育て世帯応援給付金、2つの事業を同じところに委託をするのでしょうか。両方に該当する方がいた場合は、どちらかを受給するのでしょうか。 歳出3款2項2目児童福祉費、児童措置費について、手数料とは振込手数料のことでしょうか。 歳出4款1項3目保健衛生費、予防費について、がん患者アピアランス用品購入費助成金は、過去に県内市町村で同様の補助を受けていない方が対象になりますが、先進的に補助を始めている自治体も幾つかある中、過去とは今年度4月1日以降ということで間違いないですか。 歳出7款1項2目商工費、商工振興費について、キャッシュレス決済ポイント還元事業委託料ですが、これは飲食店に限るのでしょうか。また、キャッシュレス決済は、店舗の負担がかかりますが、店舗への経営支援につながるのでしょうか。 歳出7款1項3目商工費、観光費について、にっしん観光まちづくり協会補助金は、どのような目的で具体的にどのように使われるのでしょうか。
○議長(
青山耕三) ただいまの川嶋恵美議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼
地域福祉課長 臨時特別給付金給付事業費の御質問ですけれども、派遣手数料につきましては、にっしんくらし応援給付金の受付・支払事務に従事いたします派遣職員の費用となります。期間としては、令和4年7月から8月の2カ月間を予定しております。 次に、電算事務委託料につきましては、2つの給付金いずれも同じ事業者を想定しております。 また、それぞれの給付金の支給要件に該当する場合は、両方の給付金が支給されることになります。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 続きまして、歳出3款2項2目の手数料についてでございますが、今回の給付金の振込を行う際に必要となります振込手数料のほか、振込エラーに対応するための手数料が含まれております。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
健康福祉部参事。
◎伊東
健康福祉部参事 次に、3項目めのがん患者アピアランス用品購入費助成金の補助につきましては、令和4年4月1日より前に県内の他市町村で同様の補助を受けている場合は助成対象外となります。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 キャッシュレス決済ポイント還元事業につきましては、飲食店のみを対象としております。キャッシュレス決済を導入されていない店舗には初期費用等の負担があり、ほかにも、利用の都度、キャッシュレス事業者への手数料が発生しますが、対象店となることで新規顧客の獲得や売上げアップが期待できることから、経営支援につながるものと考えております。 続きまして、観光まちづくり協会補助金についてでございますが、現在、観光協会ホームページ、ぐるぐるNISSHINにおきまして、市内飲食店への経営支援を目的として、県のニューあいちスタンダード、通称あいスタの認証を取得済みの店舗を紹介しております。 補助金を利用しましてこのホームページをリニューアルし、先ほど答弁させていただきましたキャッシュレス決済ポイント還元事業を実施する11月以降、市内外からの消費喚起を促してまいります。
○議長(
青山耕三) 川嶋議員。
◆14番(川嶋恵美) 再質問させていただきます。 ②の歳出3款2項2目児童福祉費の児童措置費について、振込エラーに対応するとはどういうことでしょうか。 あと、③の歳出4款1項3目予防費に関して、がん患者アピアランス用品購入費助成金。アピアランスケアは、がん
治療によって変わってしまった外観をカバーするものです。医療用ウイッグや乳房形成等、どのようなものが助成金の対象になりますか。また、助成金支給の要件や、支給額、申請方法等はどのようでしょうか。 あと、④の商工費、商工振興費について、飲食店のみを対象とした理由と、ほかの職種への経営支援は検討されたのか、教えてください。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 初めに、再質問の1点目、振込エラーにつきましてでございますが、こちらは、申請書の記入誤りなどにより、金融機関におきまして振込エラーとなった場合には、組戻しに必要な手数料がかかりますことから、予算計上しているものでございます。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
健康福祉部参事。
◎伊東
健康福祉部参事 がん患者アピアランス用品助成金の対象となる用品につきましては、医療用ウイッグと乳房補整具の2種類で、医療用ウイッグは、脱毛に対応するために一時的に着用するウイッグ、乳房補整具は、外科的
治療後の変化に対応するための補整下着、補整パッド、人工乳房となります。 支給要件につきましては、申請時点で日進市に住所を有し、がんと診断され、その
治療を受けたまたは現に受けており、対象となる補整具を令和4年4月1日以降に購入しているものを対象とし、購入費用の2分の1で、上限2万円の助成となります。 助成回数は1種類1回で、過去に県内で同様の事業による補助を受けていないことが要件となります。 申請方法は、購入した日の翌日から1年以内に申請する償還払い方式となります。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 今回の事業について、飲食店のみを対象とした理由といたしましては、新型コロナウイルス感染症対策に伴い、不要不急の外出自粛要請や休業要請、営業時間短縮要請等により影響を大きく受ける職種の一つであるためです。 そこで、今回の事業では、感染の再拡大が懸念される冬場に向けて、感染防止対策に取り組むあいスタ認証店の売上げ回復や、非接触型のキャッシュレス決済の導入に係る経営支援を図ることを目的としております。 また、ほかの職種への経営支援については、他の自治体において生活必需品の購入に利用が集中したという事例があったことを考慮し、今回、飲食店に限定したものでございます。
○議長(
青山耕三) 次に、
山根みちよ議員の発言を許します。
◆9番(
山根みちよ) 歳出でまず1点目、3款2項3目公立保育園の管理運営事業の賄材料費について伺います。 590万3,000円という補正額が出ていますが、この積算根拠はどのようなものか教えてください。 今のような物価高騰が続くと仮定した場合ですが、給食費は据置きのまま、今回のような助成を続ける方針かどうか、お聞かせください。 2点目です。4款1項3目がん患者のアピアランス用品購入費助成金についてです。 今、質疑、出ましたので、私が聞きたいのは、まだ県内では8市町しか実施していない大変レアな事業でございます。今回、本市がこの政策を導入した一番の理由は何でしょうか。 以下については、今、川嶋議員の質疑にありましたので削除いたします。 3点目が、キャッシュレス決済ポイント還元事業の委託料です。 今回、臨時交付金をこのポイント還元事業を実施した理由、ちょっと先ほどから出ていますけど、改めてお聞きいたします。多くの政策がある中でなぜこのポイント還元を選んだのかどうかということです。 次に、還元率を20%とした根拠を教えてください。 そして、3点目が、参加店舗の条件はどのようでしょうか。 以上です。お願いします。
○議長(
青山耕三) ただいまの
山根みちよ議員の質疑に対する答弁者、
こども未来部長。
◎
棚瀬こども未来部長 御質問①歳出3款2項3目の1点目、賄材料費の積算根拠でございますが、食品の価格変動要因のうち、天候不順などの自然環境的要因の影響を受けにくい加工食品の購入価格につきまして、昨年からの高騰率を算出し、当初予算計上額に乗じたものでございます。 続きまして、2点目の物価高騰が続いた場合の対応でございますが、現時点では未定でございます。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
健康福祉部参事。
◎伊東
健康福祉部参事 2項目めの助成金事業を導入した理由でございますが、がん患者の心理的、経済的な負担を軽減する必要性について検討する中、県において本事業を実施する市町村への支援事業の実施が決定したため、本市においても導入することといたしました。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
産業政策部参事。
◎吉川
産業政策部参事 キャッシュレス決済ポイント還元事業につきましてですが、1点目の感染症対応地方創生臨時交付金をポイント還元事業に適用した理由につきましては、市内外から消費を呼び込むことによる市内飲食店への経営支援に加え、物価高騰に伴う市民への生活支援及びキャッシュレス決済の導入推進による感染症対策などを行うためでございます。 2点目のポイント還元率につきましては、過去2年間の日進市商工会による商品券事業のプレミアム率が20%であったことや、他の自治体の還元率を参考に設定しております。 3点目の参加店舗の条件につきましては、指定キャッシュレス決済を導入する市内飲食店舗のうち、県のあいスタ認証を取得済みの中小企業店舗を予定しております。
○議長(
青山耕三) 次に、ごとうみき議員の発言を許します。
◆7番(ごとうみき) 2点質疑通告いたしましたが、歳入の部分は先ほど
白井議員の答弁で分かりましたので取り下げます。 歳出の10款、給食調理事業の賄材料についてです。 1点目、物価高騰による影響が大きい食材はどのようなものがあるでしょうか。また、どれぐらいの影響額と見込んでいるのでしょうか。 2点目、一部新聞報道でいろんな自治体の影響を調査した記事がありましたけど、その中で日進市はデザートの回数を減らしているという報道がありました。今回の補正によってデザートの回数や内容は元に戻るでしょうか、お願いします。
○議長(
青山耕三) ただいまのごとうみき議員の質疑に対する答弁者、
学習教育部次長。
◎與語
学習教育部次長兼生涯
学習課長 それでは、1点目、物価高騰による影響につきましては、特に加工品、食用油などで大きくなっております。これらの影響を受け、1食当たりで、小学校で21円、中学校で30円の上昇を見込んでおります。 2点目、デザートにつきましては、前年度とほぼ変わりない回数、内容となります。
○議長(
青山耕三) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第41号に対する質疑を終結します。 次に、議案第42号、令和4年度日進市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、発言を許します。
舟橋よしえ議員の発言を許します。
◆2番(
舟橋よしえ) 議案第42号について質疑します。 歳出2款6項1目。 適用期間が令和4年9月30日まで延長となり、今回、令和3年度当初予算額と同額の40万円の計上となっていますが、令和3年度の傷病手当金の件数と金額はどれだけだったのでしょうか。この補正額は9月末までの新型コロナウイルス感染症の感染状況がどのようであるという想定で計上されたのでしょうか。また、今年度は昨年度と同程度の申請があるものと考えておられるでしょうか、お願いします。
○議長(
青山耕三) ただいまの
舟橋よしえ議員の質疑に対する答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼
地域福祉課長 傷病手当金の令和3年度の支給実績は、7件、19万7,045円でした。補正額につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染状況から見込むことは難しいところでございますけれども、昨年度と同程度の申請があるものと考え、過去の支給実績から、1件当たりの支給額が4万円程度で10件を見込みました。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 3点再質疑します。 適用期間は令和2年1月1日から令和4年9月30日までということですが、昨年度の分、一昨年度の分を今年度に申請することもできるのかどうか、お願いします。 そして、この傷病手当金のことを、市のホームページ以外ではどのように知らせているのでしょうか。これからについても同様、とにかく、どう周知を図られるでしょうか。 また、発熱等の症状があり、感染が疑われる場合も含まれるということですが、発熱していなくても感染が疑われる場合もあり得ますが、そのような場合も当然自宅待機ということになりますが、あくまでも症状が出た場合に限られるのか、お答えください。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
健康福祉部次長。
◎祖父江
健康福祉部次長兼
地域福祉課長 1点目につきまして、傷病手当金の申請の期限につきましては、請求権の消滅時効が2年とされておりますので、2年以内であれば、昨年度以前の分も申請することができます。 2点目ですが、制度の周知につきましては令和2年度以降、市ホームページ、広報にっしんでの周知に併せまして、国民健康保険税の納税通知書の発送時にチラシを同封しまして、加入者の全世帯に周知を行っております。今年度につきましても7月に発送予定の納税通知書にチラシを同封するなど、引き続き周知を図っていきます。 3点目ですが、傷病手当金の対象につきまして、本手当金は「療養のため労務に服することができないとき」に支給するものであるため、濃厚接触者等で無症状の場合は対象とならず、あくまでも発熱等の症状が出た場合に限られます。
○議長(
青山耕三) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第42号に対する質疑を終結します。 次に、議案第43号、令和4年度日進市
下水道事業会計補正予算(第1号)についての質疑を許します。 質疑の通告がありますので、発言を許します。
舟橋よしえ議員の発言を許します。
◆2番(
舟橋よしえ) 議案第43号について2点お聞きします。 第2条、業務の予定量の補正で、6月議会上程補正予算として、下水道管渠埋設工事で4,710万円の増額補正、処理場改築工事で2,900万円の減額補正をする必要が生じたのはいかなる理由によるものでしょうか。 そして、第10条の債務負担行為で、当初予算ではなく、補正予算でこの時期に債務負担行為を上げることとなったのはなぜでしょうか。
○議長(
青山耕三) ただいまの
舟橋よしえ議員の質疑に対する答弁者、
都市整備部次長。
◎岡部
都市整備部次長兼
土木管理課長 下水道管渠埋設工事につきましては、供用開始区域内において民間開発事業者による宅地開発に伴い、新たに下水道管渠を埋設する必要が生じたため、4,710万円の増額補正をするものでございます。 なお、補正予算となった理由としましては、日進市開発等事業に関する手続条例第16条に規定される事業協定書を民間開発事業者と日進市が締結したのが令和4年4月22日であったため、当初予算要求には間に合わず、今議会での上程となったものでございます。 続きまして、処理場改築工事の2,900万円の増額補正と債務負担行為につきまして、併せて答弁させていただきます。 こちらは、北部浄化センター及び南部浄化センターの監視制御設備、計装設備の老朽化に伴う更新工事を日本下水道事業団に委託するものとなりますが、昨今の経済状況、また、世界情勢の変化により、機器の納期が大幅に遅れる見込みとなりました。 当初は令和4年度の単年度事業を想定していましたが、年度内に完了させることが困難になったこと、また、令和5年度に予定していた工事についても単年度での完了が困難との予測となったことから、令和4年度中に工事の完了を見込める部分以外を減額し、令和5年度の完了とすること、また、令和5年度に予定していた事業を早期発注するために債務負担行為を設定し、2カ年分の協定を締結することにより工期を確保し、令和5年度中に事業を完了させようとするものでございます。
○議長(
青山耕三) 舟橋議員。
◆2番(
舟橋よしえ) 再質疑します。 下水道管渠埋設工事4,710万円について、国庫補助が全く入っていません。それはなぜでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
都市整備部次長。
◎岡部
都市整備部次長兼
土木管理課長 下水道管渠埋設工事の国庫補助としましては、供用開始区域を拡大させるための未普及解消事業を活用していますが、今回整備する地区は既に供用開始がされている区域であり該当しないこと、また、ほかに該当する国庫補助のメニューもないことから、国庫補助を充当することができないものでございます。
○議長(
青山耕三) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第43号に対する質疑を終結します。
都市整備部次長。
◎岡部
都市整備部次長兼
土木管理課長 すみません、先ほどの答弁の中で、処理場の改築工事の2,900万円の減額補正と答弁するところを増額補正と言ってしまいましたので、減額と訂正をさせていただきます。すみませんでした。
○議長(
青山耕三) 次に、議案第44号、
工事請負契約の締結について(西小学校始め9校/
特別教室等空調設備設置工事)の質疑を許します。 質疑の通告がありますので、通告順に発言を許します。 最初に、山田久美議員の発言を許します。
◆1番(山田久美) 2点お願いします。 一般競争入札には何社の応募があったんでしょうか。 そして、今回、この議案が可決されてからの空調工事となりますけれども、工事の着手が7月7日からということで、今、世界的に半導体不足が長期化している中、97台分のエアコン設置工事が行われるということは、株式会社のカケンさんには在庫などがあり、機器の調達が確実にできるということだったのでしょうか。
○議長(
青山耕三) ただいまの山田久美議員の質疑に対する答弁者、
学習教育部次長。
◎與語
学習教育部次長兼生涯
学習課長 応札者につきましては3社でした。 それから、次に、調達は確実にできるかにつきましては、いずれの応札業者も工期内に工事を完了できる見込みを持って入札に参加していると思っておりますので、落札者においても社会情勢が現状から大きく変化しない限りは、機器の調達も含め、工期内に工事を完了できるものと考えております。
○議長(
青山耕三) 次に、
白井えり子議員の発言を許します。
◆3番(
白井えり子)
工事請負契約の締結についてですが、契約金額2億3,518万8,800円の財源内訳はどのようでしょうか。また、落札率はどのようでしょうか。
空調設備のクリーニングなどメンテナンスは、費用的にどのように対応するのでしょうか。
○議長(
青山耕三) ただいまの
白井えり子議員の質疑に対する答弁者、
学習教育部次長。
◎與語
学習教育部次長兼生涯
学習課長 本契約に係る財源につきましては、国庫支出金として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が1億円、学校施設環境改善交付金が5,038万9,000円、残りの8,479万9,800円が一般財源となります。 なお、国庫支出金につきましては、工事完了後に精算した上で確定となりますので、金額が変わることがあります。 落札率につきましては92%となっております。
空調設備の清掃や保守につきましては、令和5年度以降、既設の
空調設備と同様に、施設管理業務委託の中で対応していく予定です。
○議長(
青山耕三)
白井議員。
◆3番(
白井えり子) 1点、再質お願いいたします。 先ほど、山田議員の質問でも、97基、工期までにそろえられるという、この社会情勢の中でという御答弁がありましたが、今回の契約のこの会社の日進支店の住所は、これはたまたま私の住んでいる地内ですが、非常に小さなアパートがここの対象となります。こういったところで97基が一気にこの期間内にそろえられるということについて、特段の心配はないのでしょうか。
○議長(
青山耕三) 答弁者、
学習教育部次長。
◎與語
学習教育部次長兼生涯
学習課長 小中学校の
普通教室の
空調設置を行った実績のある会社であり、仮契約の際にも機器調達も含めて工期内の工事完了ができる見込みを確認しておりますので、問題ないものと考えております。
○議長(
青山耕三) 次に、ごとうみき議員の発言を許します。
◆7番(ごとうみき) 2点お願いいたします。 まず、1点目に、今回は配膳室にもエアコンが設置されますが、その設置される理由はどのようでしょうか。 2点目、今回、理科室や図工室、家庭科室などの実施ですが、隣の準備室などは工事として一緒の対象になるのでしょうか。なるのならいいんですが、もしならない場合、東小学校第2図工室隣の準備室へのエアコン設置は行われないのでしょうか。必要性についてどのようにお考えか、お願いします。
○議長(
青山耕三) ただいまのごとうみき議員の質疑に対する答弁者、
学習教育部次長。
◎與語
学習教育部次長兼生涯
学習課長 配膳室に設置する理由につきましては、負荷の高い給食の配缶などの作業を行う職員の作業環境改善及び
熱中症対策のためとなります。 次に、準備室へのエアコン設置につきましては、児童・生徒が授業で使用する教室への設置を進めておりますので、授業の準備などで教員や児童・生徒が一時的に使用する準備室への設置につきましては考えておりません。東小に限らず、
特別教室に付随する準備室への設置につきましては、学校運営上の必要性から考えても優先度は低いと判断しております。
○議長(
青山耕三) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第44号に対する質疑を終結します。 これより各議案の
委員会付託を行います。 議案第38号から議案第44号までの各議案は、お手元に配付した議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託します。 付託を受けた各常任委員会は、会期日程により、それぞれ委員会を開いていただき、各議案の審査をお願いします。-----------------------------------
○議長(
青山耕三) 以上で本日の日程は全部終了しました。 来る6月30日は午前9時30分から本会議を開きます。 本日はこれにて散会します。 午前11時31分 散会...